![]() 2017.11.12 Sunday
東京モーターショー、ねぇ
さて、2年に一度の東京モーターショーが終了しました。
結果からみると入場者数が80万人を割ったということがニュースにもなっていましたね。 私個人としては一度も東京モーターショーに行ったことはないですし、いまのままの運営が続く限り今後も行くことはないだろうなぁ、と思っています。 理由はシンプルで東京モーターショーには「夢がない」んですよね。より具体的に言うと「モーターショーに行かないと体験できない」という限定要素が個人的に何一つないからですね。 結局のところ、市販前のクルマやコンセプトカーを並べられたとしても、良くてハリボテの置きもの、悪くて絵に描いた餅程度の価値しか見いだせないんですよね。クルマは乗ってなんぼですし。 そして、発売後のクルマはディーラーに行けばじっくりと見れるし、試乗もできますからね。「試乗=乗ってなんぼ」を満たしてくれる訳ですし。 これがまだ、例えばセナやガードナーが乗っていた現物マシンでも置いてくれたほうがテンションあがるってもんです。ましてや「現地での抽選に当たったらコクピットに座っていい/またがっていい」などの企画があれば、これは「現地に行かないと体験できない」要素になるので「ダメもとでも行ってみようか!」的なテンションにもなるんですけどねぇ。 話題性の部分においても、HONDAについてはCR-Zが廃盤になって一年ほどが過ぎようとしていますが、当然のことながら後継となり得そうな車種の類の情報はなにも無し。HONDAでわずかに食指が動いたのはモンキーの125CC版が参考出展されていた程度でしょうか。あれは夢があるわぁ。買わないけど(^^; 他のメーカーも、MAZDAの新型エンジンはちょっと興味深かったものの、特段これといってテンションのあがるようなネタはなし。むしろよく80万人近い人間が行くもんだな、と逆に感心しているぐらいなんですけどね。 そもそも、以下の国内メーカーの主軸は「海外で売れる利益率の高いクルマ」であって「日本国内で快適/楽しく乗れるクルマ」でない時点で・・・ってな訳でして。個人的な趣味にあうあわないは別にして、5ナンバーで楽しめる代名詞だったスイスポすら3ナンバー化ですからねぇ。 道路インフラはどんどん整って、30年前に比べるとドライブの楽しさは大幅に上がっているのに、その上に走るクルマがこの有様っていうのも・・・・ねぇ。 ![]() |